両生類が発生した理由

地球が生まれてから46億年。
この間に、地球上ではあらゆる変化が起きてきました。

初めは水中から始まった生物も、やがて陸上へと生活の場を広げてきました。

その「水中から陸上へ」の変遷には、どの様な意味があるのでしょうか。

両生類は、その名の通り、水中でも陸上でも生活できるという特徴があります。
両方出来るということは、もしかしたらそのどちらもが「完全でない」ということかもしれません。

人の場合はよく「器用貧乏」などと言われたりもしますが「何でも平均かそれ以上に出来て、一芸には秀でない」状況のことを、その様に例えるようです。

しかし、これがそんなに悪いことなのでしょうか?
この様に、何でも器用にこなせる能力こそが、一芸だと思っています。

なぜなら、「特殊な一芸」同士では、なかなかその二者間で互いの解釈がうまく得られなかったりすることが想像できます。その間をつなぐ役割、それこそが調和をもたらす最大の才能です。

これは、血液を構成する「白血球・赤血球・血小板」と「血漿」の分類の様にも見えてきます。
血漿がなければ前者はうまく動くことができません。血漿は、前者の細胞だけでなく、酸素以外は全部運んでしまうとても器用な成分で、なくてはならないものです。

両生類もまた、水中で暮らす魚類などの生き物と、陸上で暮らす哺乳類などの生き物の、間に位置します。進化の過程において非常に重要な役割をこなす器用な生物です。

あなたの中にある秀でた才能は、一体何だと思いますか?

今日のひとこと
『 秀でた才能は、自分にとっては当たり前すぎることの中にある 』

今日も素晴らしい日をありがとうございます。

LATLEA
動物と家族のメンタルケアセラピスト
光田恵美

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