したくないのにしてる事
今日、道端のブロック塀の上に、お弁当を食べた後のゴミがそのまま放置されていました。
そのとき、ゴミをこんなところに捨てて、一体誰が片付けると思っているんだろう?と思いました。
私は元々整理整頓が好きで、環境に余計なものがあるのを好まない性格で、こういったものにいつも反応していました。
でも今日は、ふと「これを食べた人は、ものすごく自由が好きな人なんじゃないか?」と思い、それなら、これをここに放置したのも「自分にすごく正直なのかもしれない」と考えました。
もちろん、環境問題は目を離せない課題ですが、”自分の目に映り、自分を反応させるもの”は、必ず自分の学びの一環で起きたことなのです。
ですから、「私は本当はしたくないのに、してることは無いか?」と自分に問いかけたところ、色々な言葉や映像が浮かんできたので、「じゃあ、その最たるものは?」と尋ねたら、「服を着たくないのに着なきゃいけない」という言葉が出てきました。
人間も、今の形になってきた初期の頃は、他の動物たちと同じ様に、肉体そのものだけで生きていましたから、実際はその方がラクなんだと思います。
人間と一緒に暮らす犬や猫は、可愛い首輪や洋服を着ていることもありますが、それらが何らかの不具合を引き起こすケースはよくあります。日本の気候に対応できない種類の子たちは、寒い冬の外出時などは服を着させてあげる必要がありますが、家ではできるだけ丸裸で暮らしている方が、より健康的であると言えます。
先ほどの話に戻すと、人間がいきなり裸で暮らそうと思っても色んな意味で難しいので「したくないのにしてるけど、必要だからすることを選んでいる」、つまり”自分の行動に全責任を持つ”ということを意識するのが大切だと思います。
「周りがそうしてるからしないわけにいかない」「周りに言われて仕方なくやっている」などは、他に責任のなすりつけが発生しているので、不健全な状態です。
また、先ほどの「服を着たくないのに着なきゃいけない」というのは、別の意味も内包していることにいま気づきました。服は自分を覆うものでもあり、ありのままの自分を隠すものでもあります。
心の中に「もっとありのままでいたい」という訴えがあるということです。
以前は自分をひた隠しにしてきましたから、随分拓けてきたものの、あと一押しという感じですね。
こういう気付きも、楽しいものです。
今日のひとこと
『 ありのままとは、自分に全責任を持つこと 』
今日も素晴らしい日をありがとうございます。
LATLEA
動物と家族のメンタルケアセラピスト
光田恵美
動物と人のための自然療法研究室ラトレアのセラピスト。
この世界は相互扶助で成り立っています。
あらゆる豊かさに、自分を開いていきましょう。