人のために何をするのか

人のためを思ってとる行動は、とても美しいものだと思います。

この「利他行動」には、忘れないで欲しい「動機」があります。それは「相手が喜ぶと、自分が喜ぶ」という気持ちが、純粋な意図を持って存在しているということです。

純粋な意図とは、周りに認められたい・自己肯定感を得たいなどの「満たされない何か」を埋めるためのものが一切入らない意図です。つまり、相手が喜ぶことだけをゴールにしている行動かどうか、ということになります。

満たされないところを、周りからの賞賛で埋めようとすれば、終わりなき旅になります。なぜなら、自分の満たされていない「心の穴」は、自分自身でこそ完全に埋められるからです。

これには自分の意思が必要になります。セラピストはエネルギー的に心の穴を埋める流れを作ります。そしてこれを現実に確実に落とし込むには、クライアント側が「それを受け入れ、穴がある事で保持していたいかなるメリットも手放し、心の穴を埋める」ことを本当の意味で決断している必要があります。

メリットを手放すというと、今よりも幸せの度合いが減ってしまう気がするかもしれませんが、そのメリットは別の方法で手に入れられる様に潜在意識を変容させれば良いだけですから、心配はいりません。

部屋の断捨離と同じで、不要なものを手放す事は、必ず新しい必要なエネルギーを自分にもたらします。

今日のひとこと
『利他の始まりは、自分を癒すこと』

今日も素晴らしい日をありがとうございます。

LATLEA
動物と家族のメンタルケアセラピスト
光田恵美