自分で自分を癒す時の盲点

自分で自分を癒す事は難しくありません。
ただ「盲点」はたまに出てきます。

鏡に映る自分を見た時、最初に目が行くところや、早期に目が行くところは自分でも気付ける余裕があるところと言えると思います。

逆に、後頭部などの見えないところは、合わせ鏡などで工夫しようとしないと、なかなか見えません。

そして「見たくないもの」もまた、自分の焦点から外れてしまいます。
自分を守るために備わった防衛本能も関係します。

ですから、こういうところは素直に「人に頼る」という事が大切です。
自分で創意工夫するよりも、素早く解放され、そして納得できます。

私は、常日頃から「自分でなかなか見えづらいものは、誰かが見つけてくれて解放される」と思っています。そして、それは周りのセラピストや施術家だけでなく、色んな方の言葉などに現れてきます。

この世界は鏡に投影した自分自身そのものであり、宇宙そのものです。
ですから、人に頼ることも、とても大切な事だと考えています。
そもそも繋がったエネルギーなのですから、互いに貢献し合えたら最高ですよね。

私たちの体は、口から食べ物を入れ、歯で噛み砕き、食道がそれを運び、胃が消化し、肝臓が作った胆汁を分泌し、さらに消化され、腸で再吸収され・・・と、さまざまな臓器や、それぞれの場所にいる微生物たちが協力し合って一連の「消化吸収」を行っています。

歯が腸の代わりを行う事は出来ません。腸もまた、歯の役割の代わりにはなれません。
それと同じ様に、それぞれの臓器が独自性を持っていて、それらがそれらである時、十分な機能を発揮できます。

人もまた、それぞれの独自性・個性を持っています。
それぞれが、自分以外の何者でもない「確固たる自分」でいる事と、自分の役割外のところは「それが得意な他の人達に任せる」事で、この世界、宇宙全体が最高の機能を果たせるのです。

今日のひとこと
『自分が見たくない”ブロック”は、時が来れば周りがちゃんと見せてくれる』

今日も素晴らしい日をありがとうございます。

LATLEA
動物と家族のメンタルケアセラピスト
光田恵美

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