ありがとうのエネルギー
今日はセッションの後、スーパーに買い物に行きました。
自転車が今日は出払っているため、歩いて片道10分ほど、散歩も兼ねて。
いつもと同じ草木。
いつもと同じ入間川。
色んなものが、いつもと同じ。
だけど今日は、見えるものが違いました。
まずひとつ目は、
何となく気になって見てみた、”お客様の声”コーナー。
そのコーナーは、「お叱り」「ご要望」「お褒め」の3つに分けられていました。
驚いたのは、お褒めのコーナー。
「いつも楽しくお買いものが出来てます、ありがとう!」という風に書かれている方がたくさんいらした事です。
何かが美味しかった、店員さんのこの対応が嬉しかった、なら、行動のきっかけとして「強く感動したタイミング」があるので分かるのですが、大きなきっかけがあった訳でもなく、常に思っている感謝を、しっかり伝えようとしている。
それも、店頭で時間をとって、わざわざ書いて伝えている。とても素敵だなと感動しました。
「ありがとう」って、思っているのも素晴らしいと思います。ありがとうな対象に気付ける心がまず素敵。
そしてさらに、それを伝えることが出来れば、その幸福なエネルギーがどんどん人に巡っていきますから、何十倍にも、何千倍にも世界に貢献していきますよね。
あんなに「いつもありがとう」と書かれている方が多いのは、もっと前に、きっとそれと同じ内容を見た人の心をほころばせた、幸福のエネルギーがあると思うんです。
人が言ってるのを見て、聞いて、自分もそう思っていた事に改めて気付かされる事、ありますよね。
それに、そのお褒めの言葉は、お店で働くたくさんの人の心もほころばせています。
そしてそれに対する、お店の方の返信もまた喜びに満ちていて、それを見た私の様な人たちも、喜びのお裾分けをいただける。
お叱りの言葉も、その喜びがあるからこそちゃんと受け止められて、改善する意欲やその言葉への感謝も生まれていく、、いろいろ考えると、言葉ってとても大切で、それを表現していく事もとても大切だと、しみじみ思いました。
今日の自分の発した言葉は、
どれだけの美しい波紋を描いていくだろうか。
そう考えたら、ワクワクしてきますね。
そしてその帰り道に撮影した、この2つの写真。
これは、橋の上から撮影した、たった20歩ほどの距離しか離れていないものです。
私たちは、ただ歩いているだけで、色んな視点から景色を見てるんですよね。
今日たまたま自転車が無くて、歩いていたからこそ気付けました。
心の余裕は大切ですね。
そしてこれと同じ様に、のんびりと、自分というフィールドを歩きながら、自分というものを見て行きたいなと、思いました。
ひとつの場所から見る自分像だけにこだわらず、いろいろなところから見つめてみる。
新しい自分は、意外にもたくさん見つかるかもしれません。
折角なら、この人生で、まだ未知の、素敵な自分をたくさん発掘していきましょう!
ところで、前半に書いた「心をほころばせた」という言葉。
ほころびって、服に穴が開いた様な時にもつかいますよね。
心がほころんだり、顔がほころんだりするときというのは、心も、顔も、凝り固まった何かを解放できた瞬間なんだろう、と、思いました。
本当の深い意味は他にあるのかもしれませんが、それはさておき。
LATLEA
動物と家族のメンタルケアセラピスト
光田恵美
動物と人のための自然療法研究室ラトレアのセラピスト。
この世界は相互扶助で成り立っています。
あらゆる豊かさに、自分を開いていきましょう。