年始のご挨拶
あけましておめでとうございます。
新しい年の始まりにあたって、
このところ私の中ではっきりしてきた感覚があります。
それは、何かを変えようとすることや、答えを見つけようとすることよりも、静かに問いを置き、すでに起きている流れに耳を澄ますことの大切さです。
私たちはつい、意味を探したり、理由をつけたり、「こうあるべき姿」を思い描いてしまいます。
けれど、立ち止まってよく見てみると、多くの場合、必要なことはすでに動き始めていて、私たちはそれに気づいていないだけなのかもしれません。
問いを置き、場を静かにし、すでに起きている流れを受け取り、その先を決めずに委ねる。
何かを導こうとしたり、正解を示そうとしたりするのではなく、今ここで起きていることが、そのまま見えてくるための時間です。
こうした在り方は、皆様と向き合う時間の中で、私自身が少しずつ確かめてきたものでもあります。
皆様との静かな時間の中で、自分がどこに立っていると無理がなく、どの方向へ進もうとしているのか、どこが心地よい場所なのか。
そうしたことが、説明ではなく感覚として自然に分かってくる瞬間がありました。
振り返ってみると、その多くはこちらが何かを「与えよう」としている場面ではなく、ただ共にある時間の中で、静かに受け取っていたものだったように思います。
そのことへの感謝は、言葉にすると少し足りないくらいですが、確かにここにあります。
新しい年も、静けさと余白を大切にしながら、一つひとつの時間を丁寧に重ねていきたいと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
ラトレア 光田恵美

